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不気味だが、どこか紳士的な雰囲気を感じさせる声は、ピタリと止む。
すると暖炉の横の壁がスライドし、奥に広いホールが現れる。
何かに誘き寄せられるようにホールに入ると、そこは屋敷のストレッチングルーム。
部屋の四方には、髭の男の絵、初老の女性の絵、若い女性の絵、中年の男性の絵が飾られている。
それに目を遣っていると、またしてもあの声が………
―――紳士ならびに淑女の諸君、ホーンテッドマンションにようこそ。
私はこの館の主、『ゴーストホスト』である。ンフフフフフ・・・
さぁもっと奥へ。後ろの方のために、もうちょっと詰めてもらえるかな。
もう引き返すことは出来ませんぞ。すべてはここから始まる。
まずは、私の一族を見るがいい。
この魅力的な姿を……………
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