第三章・・・ストレッチングルーム

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最初はなんともなかった絵が伸びきってそのおぞましい姿を現すと、またしてもゴーストホストの声が響き渡る。     ―――この不思議な気配を、諸君は感じただろうか。 部屋が伸びているのか、それとも諸君の目の錯覚なのか。よく見るがいい。 この部屋には、窓も扉もまったく無い。 ンフフフフ……… 慌ててももう遅い。果たして諸君は、この部屋から出ることが出来るかな?   ハハハハハ、ハーハッハッハッハッ………!        私ならこうやって出るがな。       ゴロゴロ(雷鳴)   キャーーーーー!(悲鳴)
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