第十二章・・・地下室

5/6
前へ
/86ページ
次へ
ドゥームバギーは無言でヒッチハイクを続ける三人の前を通り過ぎた。するとそこには壁一面に鏡が何枚も飾られていて、ドゥームバギーはそれらを向くように回転した。   ドゥームバギーに座っている自分の姿が鏡の中に移る・・・・・       ん?       自分の目の前に亡霊が!!     なんと、ヒッチハイクをしていた亡霊が自分のドゥームバギーに乗り込んでしまったのだ。 鏡の中では目の前で首を振っている亡霊だが、実際自分の前には誰もいない。これも亡霊のみがなせる業であろうか・・・
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1796人が本棚に入れています
本棚に追加