第十五章・・・屋敷を出ると

2/5
前へ
/86ページ
次へ
確かに屋敷で起こった奇妙なことは現実であった。この世に未練を残した亡霊たちは、果たして命の鼓動を轟かす我々をどう思ったのか・・・   恐怖と満足感をかかえながら屋敷を出ると、そこには大きな墓標がある。 よくみるとそこには一つ一つ文字が刻み込まれており、おそらく亡くなった人々の名前なのであろう。
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1796人が本棚に入れています
本棚に追加