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さて、おじいちゃんの
教えてくれた道筋を辿り
無事公道に到着した作者
久々のコンクリの道は
走り心地がよかった
途中から海も見えてきて、気分上々
小さい頃から
おじいちゃんがドライブに
よく連れていってくれた時に見た
道や景色が目に入る
こんな所にあったのか
と納得しながら進む
そしてしばらく進むと
売店らしき小屋
そして自動販売機
待ってましたとばかりに
急いで近付き、
お金を入れる
カラン
渇いた音が頭の中に響く
信じられなくて
お釣り口にあるお金を手に取り
もう一度入れる
先程となんら変わりは無かった
ちくしょうとばかりに
飲みたかった
水のペットボトルの
ボタンを殴る
ガコン
あまりの水欲しさに
幻聴が聞こえた
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