鍵の断片

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写真のあった家をでて、また村の探索を始めた。 (コウ)「一個づつ家を調べるしかねぇか… おっと。」 前から頭巾を被った住人が数人歩いてくる。 コウは一番近くの民家に隠れた。 さくさくさく… 過ぎたようだ。 (コウ)「ふぅ…」 一息ついて振り返ると、頭巾を被った男がいた。 (コウ)「クソっ!!」 (頭巾男)「コ、コウ?! 待て! 俺だ俺!」 …? (コウ)「まさか… ユウリ?」 (ユウリ)「お前が行動を起こすのを待ってたんだよ。 まったく、心配して付いてきて良かったよ。」 (『ユウリ』、俺の幼少時代からの友人で、大学も一緒であった)。 (コウ)「すまん…」 (ユウリ)「お前にはいつも振り回されるな。 ハハハ…」 二人は、村を探索するのであった。
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