鍵、トビラ

3/7
前へ
/20ページ
次へ
(××)「きゃあぁあ!」 っ!! 後ろから襲いかかってきた頭巾の女の攻撃をかわし、ユウリは近くにあった折れた木の柱を女の腹に突き刺した。 ぐちゃっ! (コウ)「危なかったな。」 (ユウリ)「あぁ。…!」 腹に突き刺さった状態で、女が暴れている。 (コウ)「ど、どうして…」 (ユウリ)「くっ!」 ボクっ! 今度は倒れていた椅子で女の頭を強くなぐった。 女は動くのをやめ、人形のようにその場に倒れた。 (ユウリ)「…死んだのか?」 (コウ)「そう…みたいだな。」 (ユウリ)「気になっていたんだが… 頭巾の下って…」 (コウ)「見たいか?」 (ユウリ)「や、やめとく…」 二人は探索を続けた… (コウ)「おい。こっち来てみろよ。」 コウの指さすところに地下へ通じる階段があった。 (ユウリ)「ほら。灯りだ。」 ユウリは懐中電灯を持ってきていたので、それが活躍する時がきた。 じゃあ… 行くか…
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加