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～８月１０日～
(○○)「はぁ… 暑い…」
空から降る強い日差しを受けながら、ひとりの男が山道を歩いていた。
男の特徴は… あごヒゲくらいだろぅ。
男は夏の日差しに文句を言いながら歩いている。
(○○)「暑いんじゃ～!!」
(○○)「…また… 行けるかな…」
この男の名は『コウ』。 周りの同僚には『コー』と呼ばれている。 １２年前、コウと三人の友人はこの山を登りにきて、おかしな村へ行き着いた。
その村の住民は、頭に頭巾を被り(頭全部を隠し、目のところだけ穴がある)、彼らを襲ったのだ。
彼らが助かったのは、ひとりの少女のおかげだ。 名は『赤頭巾』(実際は分からないが…)。
(コウ)「はぁ…」
ため息をつきながらコウは記憶を頼りに山道を歩きつづけた…
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