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ぎしっ、カラカラ…
人気のない民家の扉を開き、中へ入った。
中はほんとに普通の民家だ。
(なにかこの村の情報は…)
…?
なにかがある。
(コウ)「なんだこれ?」
それは鍵ねようなものだった。しかし鍵としては使えない、持つ部分しかないからだ。 先端が見あたらない。
(コウ)「探せ… ってか。」
コウは家から出ようとした。 …その時。
後ろから気配が…
(××)「きあぁあ!!」
コウはとっさに体を返し、向かってきた奇怪な頭巾女の体当たりをかわした。 (女といっても体型で判断するしかなかったが)
(頭巾女)「うぁああ!」
また向かってきた女に、近くにあった包丁を突き刺した。
赤い液体がながれた。
バタっ…
(コウ)「…昔と同じだな。でも、俺は見つけてみせる。」
コウは倒れた女を押し入れに隠し、包丁をリュックサックのペットボトルをしまえるサイドポケットに入れ、その家を後にした。
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