第一章:出会い

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黒板に貼ってある座席表を見つけ、見てみた。 《窓側の後ろから2番目か。》 正直、ホッとした。 1番前じゃなかったからだ。 自分の席に向かう途中、少しクラスメートの顔を見渡した。 《当たり前だけど、知らない顔ばっかだなぁ。》 《………あっ、ここか。》 俺の席は、窓からはグラウンドが見渡せる場所だった。 ぼーっとする事が好きな俺にとってちょうどいい所だ。
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