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俺の一言に言葉を詰まらせる緒原 龍児「なっ?だから心配すんな」 緒原に敢えて顔を向けずに優しく問い掛ける 緒原「……闇村君…」 緒原は少し黙った後、小さな、けれども先程のように震えていない声で話し掛けてきた 龍児「何だ?」 緒原「…死なないで…」 過去に目の前の連中に両親を殺された…また、同じ事が起こるのではないか… 緒原は不安で堪らなかった 龍児「…へっ!当たり前だろ?」 そんな不安を掻き消すような、龍児の明るい声 その声は暖かく、緒原は不安が少し無くなるのを感じた
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