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シャン:私の一生のお願いなんだけど………
銀:笑えるな。シャンには【一生】何てものないんじゃないの??
シャン:うるさいニャ!!確かに死なないけど最後の頼みだよ。
銀:だから最後もないんだって………
シャン:フウゥゥゥゥ(怒)!!ゲームの中に入って来たら私が殺してやりたいよ。
銀:用件はそれだけか??残り九日間を楽しみたいんだけど??
シャン:なるほどニャ………切って良いよ。銀と話すの疲れるし。
銀:あたかも俺がシャンにかけましたってイイグさだな(汗)
シャン:ウルサイニャ~………切るよ??
銀:逆ギレかよ!!
既に通話は途切れていた。
銀:何だったんだ??まぁ良いか。
一人途方に暮れながら歩いて行った。
家につくと去年の【かくれんぼ】の事が頭をよぎり、一人考えていた。
銀:(まさかまた参加する事になるとは………それに今回は真理も参加者に入っている。例え俺が生き残ったとしても真理は………願いで真理を生き返らせたとしても、サトミはまた参加を促す方向に持ってくるだろうな………どうする??)
苦渋の二択とはこの事である。
①これから先、『デス・ゲーム~かくれんぼ~』に【参加】の呼び掛けをしない事
②真理を生き返らせる
①の場合は真理は死んだまま………
②の場合は再び参加のメール、もしくはその他の方法を使って呼び掛けてくるに違いない。
銀:(まぁ、最後の一人になればの【二択】何だけどな………今回は生き残れるかな??)
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