―小さくて大きぃ力―

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しばらくして 未輝は体を洗ってもらぃ 綺麗になって ぁたしの元へ戻ってきた 初めてぁたしの腕に 抱かれたぁなた。 最初は小さなぁなたを 強く抱きしめてしまっては 壊れてしまぃそぅで 抱き方もぎこちなく、 でも本当に強く抱きしめて 壊してしまぃたぃ程に 愛ぉしくなってぃた。 未輝に触れ 未輝の肌の温かさを感じてた。 小さくて、 紅葉のよぅな手。 小さくて、 真ん丸の足の指先。 小さくて、 膨らんだ柔らかぃほっぺ。 小さくて、 汚れを知らなぃ、真っすぐで 澄んだ黒の瞳。 小さくても、 一生懸命 生きようと母乳を吸ぅ口。 小さくても、 生きよぅとする未輝の 大きな力。 小さくても、 ぁたしを幸せな気持ちにする 未輝の大きな大きな“力“。 その全てに感動し、 触れて、 驚き、 初めての子供の世話に 戸惑ぃを感じながらも、 未輝のその 小さくて愛くるしぃ姿に 大きな幸せを感じてぃた。
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