分岐点

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見たことのない男だと由宇は思った。同じ年代だろうが、見たことがないようだ。 その青年は由宇を見ると目線を反らした。 由宇は青年を怪しく感じた… その時… 青年はガムをポケットに入れたのだ! 彼は足早に出ていったのだ。 あっという間の出来事に由宇は口が締まらなかった。 店員は気付いてない… 由宇は我にかえり、お菓子の入ったかごをおいて、青年を急いで追いかけた… 「やっかいなことに巻き込まれたなあ…」
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