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インターホンは、鳴っているが…ためぞうは、中々でない。
(これはマズイぞ…!ワシの姿は、まるきり違う……
しかし…せっかく届けてもらって、出ないわけには、いかんのぅ………。
どうすればいんぢゃ~~、
まてよ…そうぢゃ!!)
何かを思いついたかのように…ためぞうは玄関へとむかった……。
玄関を開ける……。
っとそこには…春菜がいた。
春菜は…独り暮らしのはずの、ためぞうの家から出てきた…見知らぬ若い男に…驚いていた……。
「あっあのーえっと…」
『おいくらですかな?』
春菜は、不思議そうに聞く
「あのーためぞうおじいちゃんは………。」
『ワシ…いや……。
ためぞうじいちゃんは…、いま…手がはなせんのじゃ…。』
「そ…そうですか……。
あっあなたは?」
『ワシ?ワシはーためぞうじいさんの…………………孫……ぢゃ……。』
「えっ?ためぞうおじいちゃんには…お子さんは……………」
春菜が疑いの目でみる……
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