樹齢80年の奇跡

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ためぞうは…不思議だったが…しぶしぶ家に帰ることにした……。 『はて?何故か妙に体が軽いのぅ……』 軽い足取りで…家につく。 『ん?こんなに近かったかのぅ? なにやら今日は…変な日ぢゃ………変な夢は、見るし大きなワシの木は、無くなるし……。』 ためぞうは…独りつぶやきながら…急須にお茶っぱとお湯をいれた……。 湯呑みに、お茶をそそぐ… しかし…お茶をいれたものの…熱いお茶など飲むきにならない……。 ためぞうは…台所へいき、コップに冷たい水を注ぐと一気に飲みほした…。 『腹が減ったな……。』 ためぞうの食事は…近くの定食屋に毎日出前を頼むことにしている……。 焼き魚定食や…煮物定食…野菜炒め定食…うどんなど毎日日替わりで頼んでいた……。 ためぞうは…出前表を開く……。 何故か今日は…肉が食べたくなった、ためぞうは…… 受話器をあげダイヤルを押す。 プルルルル   プルルルル プルル  ガチャ…… 《はい、みっちゃん定食でーす》 いつも出前を届けてくれるアルバイトの女の子がでた……
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