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はじめて会った日
迷子のふたり
行き交う人混みで
ぼくら 電話越しに
待ち合わせ
はやく見つけて
凍えるちいさな手
祈るように 向けた視線
高鳴る こころ
笑顔のきみがいた
泣きたくなるほどに
さびしい思いもしたね
距離はふたりを
何度も引き裂いたよ
だけど それでも
どこか繋がっていたんだ
きみの声を聴くと
不思議と落ち着いたよ
気持ちは
きっと近くにあった
どんなに会えなくても
どんなに喧嘩しても
きみとならずっと
乗り越えていけるって
信じていたんだ
初恋よりも いつしか
大きな恋に
なっていっていたよ
なのにどうして?
今でも まだ
思い出してしまうほど
夢中になったの
あれは 二度目の恋
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