第十二章

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苦しい…ッ うッ…ぁあッ…   数時間が達 落ち着いてきました…。 …!? 池に浮かぶ私の姿を見たら…声を失いました。   私の背中に 七色の羽が生えているではありませんか。 しかも…ちゃんと空を飛べます。   嬉しくて 私は お月様まで飛んで行きます。 高く…高く…。   …私は遊び過ぎたのかもしれません。 気付いたら 空が明るくなり 朝を迎えようとしています。   その時…私は大変な事を気が付きました。 背中の羽が小さくなっていくのです…。 さっきまでは 私と同じくらいまでのあった大きな羽なのに 今は 私の腰当たりまでしかありません…。 だんだん縮んでいく羽…。 私は地面に叩き付けられました。   地面に叩き付けられるのと同時期… 朝日を迎えました。   キャァァァァァァ!!!!!   大きな悲鳴…   メイドさんの悲鳴です。   メイドさんが悲鳴をあげた理由…。
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