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いつもの朝。いつもの学校。何も変わらない毎日。
ただ1つ...、
「キャ~!!」
「海音さま~。」
遠くから聞こえる黄色い声。
あの人のお出ましだ。
ガラッ
来た。
・・・工藤 海音。
この学校のモテ男。
成績もよし。
運動神経もよし。
もちろん、顔も・・・。
何も申し分ない男。
アタシの隣の席の子。
本当は、アタシの好きな人・・・。
彼の事を見たのは受験発表日。
多分彼は覚えてない。
だって、話したのはただ一言だけだから。
あの日以来アタシは彼の虜だ。
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