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杉本先生「まぁ、二人揃って...。じゃあ、眠っていた罰として、放課後にちょっと、資料の整理をしてもらおうかしら。」
ミライ「二人で!?」
杉本先生「仕方ないでしょ?眠っていたんだから。」
ミライ「アタシは眠ってません!!」
杉本先生「でも、貴方も話しを聞いてなかったんだから、同じ事です。」
ウッ。
―放課後―
ここは空き教室。
いるのは、アタシと海音君だけ。
少しの期待をして、葵に助けを求めたんだけど…、
アオイ「話しかけるチャンスじゃない!
しっかり頑張んな!!」
そう言って帰って行った。
資料整理を初めて1時間。まだ一言も話していない。
やっぱり話しながらやった方がいいよね?
沈黙ってやりにくい。
ミライ「あの…」
思いっきって話しかけてみた。
カイト「何?」
ハッ。
そうだ。話しかけたはいいけど、話題を考えていなかった。
アタシのドジ…;
カイト「何??」
もう一回聞かれた。
ミライ「あ、あの。工藤君ってサッカー部に入ってるんだよね??」
カイト「うん。」
ミライ「楽しい?」
カイト「うん。」
以上。会話終了。
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