逆さまの世界
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俺は藤堂春誇。どこにでもいるフツーの高校生。 他の人と違うところといえばかなりタフなところくらいだ。 こないだ車とぶつかってもピンピンしていた。 校舎の三階から落ちても平気だった時はさすがに化物扱いされたが… 俺は信じていたんだ。 いつまでも現実が続くんだと。 あの世界に入るまでは―
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