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そして そいつはなんとか立ち上がり 私の足にしがみついたと思うと また助けてだの子供がいるだのほざきだしたのだ 言葉をいくつ並べたところで言葉に変わりない 嘘を吐くための道具にすぎない そう私は知っていた だが そいつはさらに大声を上げて泣き出した
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