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「わぁ、おいしそー」
「いっぱい食べろよ？」
「食べきれないよー…。えーっと…玉子焼きと…ウインナーと…ブロッコリーと…おにぎりと…サンドイッチと…プチトマトと…」
「麻紀、そんなこと言ってる間に俺が全部食べちゃうぞ」
「だめっ。じゃあ食べる！」
「ははっ。冗談だって。本気で焦んなよ」
「だって亮なら全部食べちゃいそうで…」
「俺だって全部食べきれないさ。だから一緒に食べよ」
「うん！完食するもん」
「よし。頑張るか」
俺たちは、ゆっくりと、でも着々と弁当を食べ進めていった。
そして、最後に残ったのは、ウインナーと玉子焼きが一個ずつ。
「麻紀、玉子焼きかウインナーどっち食べたい？」
「ウインナー！」
「わかった」
そしてとうとう…
「弁当完食ー！やったね亮！」
「そうだな…」
俺は、微笑んだ。
しっかし…余談だけど…麻紀がウインナー食べるって言ったとき…ドキッとしたのは俺だけ…？
…下ネタごめんなさい。
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