秀一

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「お前が新しい小姓か…   確かに綺麗な顔だな…   気に入らない…」       「えっ…」       奥の部屋から小姓達が叫ぶ…       「止せ! 信長様に知れたら大事だぞ!」       「下らぬ事をするな!」       その小姓は秀政を睨み付ける。     「今の内に逃げ帰った方が良いぞ…   あははははは…」       そう言うと小姓は秀政を力一杯突き倒した。   秀政は見かけによらず喧嘩っ早いので、拳を握りしめて振り返ると、その小姓のに殴りかかって行った。         「何をする!」       「お前が喧嘩を売って来た!   私が新入りだから逆らわないと思ったのか!   私はやられたらやり返す!」    
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