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授業が終わり放課後になった。俺と俊は部活の用事があったので遅くなった。
そして用事も終わり、グラウンドを歩いていると…
「あ、お、ばちゃん♪」
いきなり俊が青葉の名前を出したら。
「な、なんだよ!」
「ぷっ、ハハッ♪楓の弱味握ったー♪」
クッソ…
「俊、後で覚えとけよ…」
「ヤ・ダ♪だって楓、喧嘩超つえーじゃーん」
「うっせぇ…だったら最初からすんなよ…」
「だって楓ちゃんたら青葉ちゃんといる時、真っ赤でかわいいんだもん♪」
だもん、て…
可愛くねーし…
あぁ、俊に弱味握られるとか一生の不覚だ…
「楓君!!」
後ろから俺を呼ぶ声がした。
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