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学校に着き、何時も通りにクラスの奴に挨拶した。
朝、ジョギングしていた秋陽はもう学校に来ていた。
『…朝走ってたのに、学校に来るの早いな』一つ欠伸をして此方に顔を向けた。
『ぁ…まぁね』
何だ、その自信満ち溢れる顔は…
『と言うか、渡(わたり)君も朝早いんだ?』
『今日は偶々(たまたま)だよ』
聞くなよ、朝早く起きる事事態がミラクルだしよ。話し広げ様とする奴が…
『今聞き捨て成らねえ話題があったなぁ』
来たよ、来たよ。クラス内一煩いお祭り男、柳凌(やなぎしのぐ)
『ぁ、ヤナッチ。おはぁ』
『柳、お前一々話題に乗っかってくんなよ』歩くスピーカーである事無い事言われると迷惑極まり無い。
『秋陽、おはぁ。ぃゃん、今日も可愛いぞ!このこの!
洋祐、お前、早起きしたのって本当か!』
ウザイな。特に理由が無いから困るンだけど、コメントに…
あ、僕の名前は渡洋祐です。
『たまたまだ』
固まってるし。
『…お前、朝からハレンチな事言うなよ』
んな事考えるお前がハレンチだ!
当たり前だが秋陽は解らない顔を為ている。『そう言う事だから、アッチ行ってくれ、寝るから』
ちぇっと言いながら離れて行く柳。
『寝る行為はある意味、教室に居ながらサボりだよね!』
笑顔で本当の事言わないで下さい…もしかして、秋陽は毒舌なのか?否、素なのか?
一時間目はこの議題で眠りに付く事にしよう。―――――オヤスミ
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