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奈々「私にだって目的があるの……両親を殺したあのタロットを二度使われないようにしたいの……だから貴方の旅に一緒に行きたいの……一人より良いでしょ♪………ねっ♪」
それは満面な笑顔に僕はいきなり胸か苦しくなるそして、
水月「分かった……奈々と一緒に旅するよ♪そして終わらせよう!」
僕も思わず笑みをみせた♪
奈々「じゃあ♪明日準備して行こう」
そういって風呂からでたしかし、はしゃいだのか奈々の体を巻いていたバスタオルが落ちる。
奈々「キャア💓」
体を一生懸命隠す
水月「ブッ!!ちょっと!!!何やってんだ!!」
恥ずかしくなり顔を水面近く潜り奈々と反対側を向く。
奈々「だって……嬉しいんだからしかたないじゃん♪」
水月「ちょっと、それってどういう意味……」
既に奈々は出ていた。
水月(たくっ……子供みたいだな……明日から旅か………頑張ろう……)
そう心に決めて風呂から出た。
夜中
奈々「水月起きてる??」
奈々が突然話しかけてきた。
水月「起きてるよ……」
奈々「頑張ろうね♪」
水月「??あぁ……」
奈々「…………💤スー💤💤スー💤」
水月「……………寝たのか??」
奈々「💤スー💤スー💤💤💤スー💤」
奈々はもう寝ていたその顔をみて赤面して
水月「可愛い………」
ボソッと言ってしまった。特訓の時とは違う感じ女の子らしい可愛いらしい表情をした奈々には何処にも力強い感じがなかったからである。
水月(なーーー!!俺のバカバカ!!)
そう思いながらも寝てしまった。
次回「旅人」
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