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そして奈々と歩き家に着いたみたい。
「さぁ入って♪」
奈々はそう言って中に入る。
中には刀や銃、服や鎧等が沢山あった。
「何なんだ………この家は??もしかして全部奈々の物なのか?」
僕は恐る恐る聞く、しかし奈々は笑いながら
「まぁ似てるかな♪私の両親がよろず屋をやっていたのよ♪」
「よろず屋?」
僕は不思議そうに聞く
「よろず屋は武器や防具を売る店なのよ」
奈々は言いそして真剣な顔をして言った
「そして、今ある武器、防具を好きなやつ一つずつあげる」
僕はびっくりした。
「いきなりなんだよ!俺になにしろって言うんだ!?」
奈々は答えた
「貴方はタロットに選ばれし者なんだよ……貴方は死神のカードを所持している……そして貴方の他にまだ34枚のタロットがある………」
「あと34枚のタロット?」
僕はびっくりして聞く
「そう、そして貴方と同じこの世界の人間じゃないのよ………そしてタロット同士戦い合わなくてはならないの……だから今すぐにでも武器、防具を渡そうと思ったの分かってくれた?」
僕は分かるけど分かりたくなかった………これがゲームなのか……戦い合わなくてはならないのか………不安が僕の中に複雑に絡み合う……
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