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そして僕は悩んだすえに決意を決めた。
「僕やるよ………戦わなきゃダメなら戦うしかないもん!」
奈々は驚く
「本当?!」
「あぁだから武器や防具をもらうよ。」
しかし奈々はいきなり
「今はダメだよ!」
と言う。
「な、なんでだよ!?」
こんどは僕が驚いた。くれると言ったのにダメだなんて矛盾してるからだ。
「今の貴方には無理なの……」
「何が無理なんだよ!!」
すると奈々は驚く事を言った。
「今は何も経験がないからダメなんだよ………だから、今日から特訓よ♪」
僕はびっくりした。
そしてびっくりしながら
「と、特訓!?毎日此処に来るって事!?」
奈々は笑いながら
「その必要はないよ♪私の家に泊まりなさい♪」
僕はまたびっくりした。まさか女性の家に泊まるなんて現実ではなかったから
「そ、そんな気を使わなくて良いよ………親が迷惑するんじゃ……」
話してる途中で奈々が
「死んじゃったの………」
深刻に言う奈々に僕はまさかと思い聞く
「両親が??」
聞くと奈々は「うん」と頷く
「ご、ごめん」
「良いのよ………両親は貴方と同じタロットの所持者に殺されたの……」
「まさか……このカードで……」
僕はさらなる驚きで手が震えてしまった……
「だから水月には過ちをしてほしくないの……だから」
僕は今彼女の悲しみや憎しみが分かる辛かった気持ちが……
「奈々!言いたい事は分かった、特訓お願いします」
「ありがとう水月♪」
そして、特訓は始まった
次回は「特訓」
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