284人が本棚に入れています
本棚に追加
「ななな……ふ…増えたぁ!!」
俺や幾斗を囲む様に死体……いや、ゾンビか?……分かんねぇな………今は死体で良いか……死体がジリジリと俺達に迫ってくる。
「……幾斗!正面突破する!俺の後ろから走って付いて来い!」
「ままっ任せた!」
ガウン!ガウン!ガウン!ガウン!
小規模な爆発音の後にはデザートイーグル独特のハードキックアクションと呼ばれるブローバックが作動して俺の手にリアルな実銃を握って撃ってる様な感覚を味あわせてくれる………弾は死体共の眉間や頭を貫く。前の死体がいくらか、片付くと同時に俺は前に最後に残った死体に強烈な蹴りでぶっ飛ばして走り始めた。
「幾斗!ここからなら保健室が近い。保健室に急ぐぞ!上手く行けば医療器具と隠れる場所の確保が出来る!」
「あ…ああ!」
幾斗と俺は脇目も振らずに一目散に保健室へと走る走る。
最初のコメントを投稿しよう!