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「その……俺にも武器を渡して欲しいんだが……」
幾斗は何も無い手をブラブラと振った。確かにいざという時に何か武器が無いとヤバいな……俺は迷彩リュックサックからもう一つ予備にあった改造ガスガン……コンバットデルタを幾斗に渡した。
「使い方は分かるな?安全装置も外してある……後は狙いを定めて撃てば良いだけだ……ただし、それと俺のデザートイーグルは実銃並みの反動があるから気を付けろ。マガジンに30発入ってる。無くなったら俺に言え。予備のマガジンを渡す」
一気に幾斗の頭に叩き込む様に言ってやった。これで覚えてなきゃカスだな(笑)
「そんな事より早く逃げましょう!静香先生!」
さっきのメガネの男子生徒が半泣きになりながら鞠川先生を急かす。確かに急いだ方が良い。ここに居るのはナンセンスだ。何のメリットも無い。
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