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「貴様!校長に言って退学にして貰うぞ!」
「先生、それどころじゃない。校門で殺人事件だ!」
「何?」
脇阪は俺の言葉で校門に目をやった。
「何だ!?あれは!手島先生達が!!生徒は自習!私は先生方を止めてくる!」
「待て!先生!」
脇阪は俺の言葉を無視して校門に行きやがった。……実際にヤバい何かが起きてるんだ……何が起きても良いように準備しなきゃな。
「竜宮!何だ!?あれは!先生方が先生を食ってるぞ!?」
「知るか!……チッ……弾はマガジンに30……フルだな……」
「何呑気にモデルガンいじってるんだ!?」
斉藤がゴチャゴチャと耳元でうるせぇがんな事、気にしてられねぇ。
ブツン!
『全校生徒、職員に連絡します!全校生徒、職員に連絡します!現在、校内で暴力事件が発生中です!生徒は職員の誘導に従って直ちに非難して下さい!!』
急に放送がかかり始めた。どうやらやっと気づいたみたいだ。
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