決意の結果は

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里菜の前では極力笑顔で心配をかけない様にしていました。毎日の様な暴力・中傷に耐えられなくなったある日・・・里菜が学校に来ました。学校での私を見てビックリしたのでしょう。しつこく問いただして来ました。何も言えない私にしびれを切らして、あの大人しかった里菜がみんなに聞いてまわりました。それが那奈のせいだとわかると里菜は『私のせいだ』と自分を責めていました。『自分を責めないで・・・』と言うと里菜は教室で人目を気にせず謝りながら声をあげて泣いてくれました。
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