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拍手をかき消した
たった一声なのに
強く足掻く者を見下ろした
僕は薄情なの
誰だってそうだろう?
最終的には自分が大好きで
守りたいものなど
今は何一つ無いけど
別に問題ない
僕ならばその腕を
振り払って逃げるだろう
いつまでも 生きていたい。
微妙な微熱を
嘲笑う鉄の温度
触れれば冒されそうになる
指を絡めたけど
関節がただ痛む
それを判っても握るやつは馬鹿よ
守りたいものなど
この先もずっと要らない
生き甲斐にしたくない
僕は多分こう思う
人生は駆け引きだろう
いつだって 得をしなくちゃ
僕ならばその腕を
振り払ってしまうから
好きにならないで
僕はずっとこう思う
人生は駆け引きと言う
ゲームだから 得をしなくちゃ
いつまでも こう生きる
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