ケンカ

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♪~♪~♪~♪~♪ あたしが叫んだ時と同時に、あたしの携帯が鳴った。 「…ほら、電話」 冷たい声が落ちたと思ったらあたしの上から影が退き、背を向ける。 …っ… あたしも起き上がり潤む目で仁科の背中を見る。 …っ、こ、わかった… まさか、あ…あんなことされるなんて思わなかったから… きゅっと足を折り曲げ、ポケットから携帯を取り出し、出れば、 『もしもしー?』 あ… 「ゆ…優菜…?…」 やだ… あたし、若干声が震えてる…? .
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