617人が本棚に入れています
本棚に追加
♪~♪~♪~♪~♪
あたしが叫んだ時と同時に、あたしの携帯が鳴った。
「…ほら、電話」
冷たい声が落ちたと思ったらあたしの上から影が退き、背を向ける。
…っ…
あたしも起き上がり潤む目で仁科の背中を見る。
…っ、こ、わかった…
まさか、あ…あんなことされるなんて思わなかったから…
きゅっと足を折り曲げ、ポケットから携帯を取り出し、出れば、
『もしもしー?』
あ…
「ゆ…優菜…?…」
やだ…
あたし、若干声が震えてる…?
.
最初のコメントを投稿しよう!