第4章 孤独カラノ脱出

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「…いやだ、ごめんなさいね、詮索するようなことを言って。」 『…ううん、あたしもなんて説明したらいいのか、わかんなくて。』 「あ、いけない。仕事場に戻らなくちゃ叱られてしまうわ。」 「どれにするか決まったかしら?さぁ、着物を着せてあげるわ。」 思い出したように皐月はあたしを急かす。 …どれにしよう。 こんな時、優柔不断な性格を直さなくちゃ…って思う。
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