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俺はジェット。変だが、これでも一応俺の名前だ。
朝起きたら、お腹と背中がくっついていた。
前にもこんな事があった。夢じゃない。
布団から出て居間へ向かうとそこには、、、
バナナと納豆。これが健康を考慮し始めた最近の俺の朝食。
『名前をつけてやろうか』全く最近の俺はどうかしてる。目の前のバナナと納豆に名前を付けるだなんて。
『よし、ミーコとギターだ。』名前だけ付けてすぐに胃の中にぶち込んだ。愛着のせいかその瞬間、涙がキラリ。
あ、言い忘れていたが、俺の家には居候が一人いる。
名前はエスカルゴ。性別、女。職業は魔女。
周りには八方美人だと評判だが、なぜか俺にだけ厳しい。今日も俺を睨んでいる。俺が何をした?そんな目でこっちを見るな。
エスカルゴだけにきっとドSなんだろうな。
そんな彼女が『優しくなりたいな』と俺にそっとささいやいた。
そのセリフ、どっかで聞いた事ある。
夢じゃない。
次の瞬間、その魔女が旅に出た。裸のままで。
そう、これは正夢だった。
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