変態は同級生?

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アタシは、意を決してレジを締めた。 「アタシ、行ってみます。 あの子、小学校のクラスメイトなんです。」 「え、そうなん?でも大丈夫…? そんな無理せんでエエよ! やめとき、あんな変態!」 アタシはオバチャンの制止を振り切り、ゆっくりとお菓子売り場へ向かった。 早苗ちゃんは、アタシがこの店で働いているのを知っているはずだ。 さらに、アタシの父親が店長であることも知っているはずだった。 なめやがって!( ̄皿 ̄;) ざけんな、営業妨害な変態め! お菓子売り場に入ると、早苗ちゃんの彼氏がパッと目をそらした。 早苗ちゃんは、アタシに背中を向けているから、まだアタシに気付いていない。 声をかけようとした、その時。 アタシの目が、早苗ちゃんの彼氏の、ある動きをとらえた。 彼氏が、サッ!と早苗ちゃんの下腹部から手を引き抜いた。 その引き抜いた見事な段々腹の、脂肪の間に…… 板チョコのパッケージらしきものがっ!Σ( ̄□ ̄;) 素知らぬ顔で、お菓子を見ているふりをする彼氏……。 アタシはそのまま踵を返し、早苗ちゃんには声をかけずにお菓子売り場を後にした。 .
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