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アタシがバイトしていたのは、家から一番近いスーパーなわけで。
「あらぁ!(゚∀゚)
ここでバイトしてたの!?」
ア、コンニチハ( ̄▽ ̄;)💦
日常的に、近所のオバチャンに遭遇しまくり(笑)
さらに、
「うぉっ!マジで働いとるやん!
( ̄▽ ̄;)」
同級生もワザワザ見に来やがる!
(^∀^💢)来んなヒマ人が!
そんな中、その問題の同級生はやってきた。
小学校5・6年に同じクラスだった、早苗ちゃんだ。
早苗ちゃんは、小学校でも中学校でも、ある意味有名人だった。
なぜなら、彼女は学年一、いや学校一、いやいや地域一✨の、
超巨体‼👀ドスコーイ♪
身長は140センチちょっとなんだけど、体重は100キロ以上。
見た目は、おデブタレントの伊集院さんや内山君などより、はるかに上。
言うなれば、小錦を上からギュッと押さえて、無理やり縮めた感じ(笑)
想像できますかね?(^_^A;)
いまだにアタシは、彼女より太っている人を見たことがない。
それくらい、すさまじく太っていた。
あ、そうそう、早苗ちゃんは“気をつけ!”が出来ない(笑)
脂肪が脇の下にも盛り上がってるから、腕がまっすぐ下におろせないの(^_^;)
制服も体操服も水着も、もちろん特注品。
なのに、その体型のせいで、体育はほとんど見学(^^;)
無理に運動させると、ヒザを痛めたり、心臓に負担がかかったりするからだ。
勉強もかなり苦手で、ヤンキーなわけではないが高校には行っていない。
手先も不器用で、早苗ちゃんの家庭科の課題は、ほとんどアタシが代わりにやっていた。
(同じ班だったので、全員出来るまで帰れなかった)
そんな超巨体の彼女が、うちのスーパーに来店した時。
アタシは大変失礼ながら……
万引きを疑った。
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