誉め言葉

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幸せな時間は 本当に あっという間に過ぎてしまう。 まだ夜が明けて間もないのに真奈美さんはホテルを後にする。 『大和君。 一緒に居てくれて ありがとう』 真奈美さんは そう言って笑った。 だから オレも笑って手を振ったんだ。 貴方は 罪な人だね…。 オレが真奈美さんの事を何とも思ってないと本気で信じてる。 でも それは オレが望んだ事。 本当は こんなに真奈美さんに夢中なのに…。 どうにもならない事を分かっているのに どこかで期待してしまう…。 バカだな…。オレ…。 そして オレは 30分遅れてホテルを出て そのまま家に帰った。 学校は 何か めんどくさくて行く気にならなかったんだ。
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