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「………………」
無言で睨むアルス。
これでもかと殺気がびしびし突き刺さる。
「…わ、悪かった。言い過ぎた。
…だから、んな物騒なモン向けんな!」
アルスはさっきの手の平サイズの拳銃とは違う、当人の身長ほどあるマシンガンの銃口をギルに向けていた。
あんな小さなバスケットのどこに拳銃やらが収まってたのかは聞かないように。
しばらくの沈黙の後、アルスは何事もなかったかのようにマシンガンをバスケットに直し、何事もなかったかのように、道を歩きだした。
ギルは溜め息をつきながらそれに着いて行った。
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