1人目の犠牲者

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「そうや。」 なぁんだ2人かぁ……… ええぇぇぇぇっ!!! ガバッ わたしは飛び起きた。 「どどっ、ムグッ!」 舞ちゃんに鼻と口をふさがれた。 「まだ朝早いよっ。」 そうだった…2人がいたから今が4時半だって完璧に忘れてた…… くっ、苦しい……… 理由はただ1つ。舞ちゃんがわたしの鼻と口の両方をふさいでるせいだ。 わたしは声が出せないので、ジェスチャーをしてみた。 「はいはい、落ち着こうねー」 ………わかってない……ていうか勘違いしてる。 「息出来てへんのとちゃうか?」 見かねた俊彦くんが助け船を出してくれた。 俊彦くんありがとう!
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