始まりは突然に…

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レイドは森に着くと、さっそく今日の獲物を探した。 「さ-て、今日はどいつを…」 この森には突然変異で凶暴化した動物達が生息している。 始めはレイドもビビっていたが、今ではもう何ともないみたいだ。 「お! あいつは… ウルフだな。 よし、今日はあいつにするか」 レイドはウルフに近づいた。 ウルフもレイドに気付いたらしく、レイドを睨み、吠えている。 「へっ、かかって来なよ、お・お・か・み・さん??」 ウルフはレイドめがけて突進した。 「そんな攻撃当たるかよッ!」 レイドは軽くかわして反撃した。 「後ろがガラ空きだぜ?」 レイドの剣はウルフを捕らえ、ウルフはその場に倒れた。 「こんなんじゃつまらねぇな。 お前等弱くないか? あっ、俺が強いのか?」 レイドは倒れたウルフを抱えあげた。 「こいつの肉焼いて食うか。 そろそろ腹減ったしな。」 レイドは焚き火をして、ウルフの肉を焼いた。 「やっぱこいつの肉は旨いなぁ!! オウルベアの肉はもっと旨いんだけどな。」 飯も終わってレイドは森の中をぶらついた。 「何か旨そうなものでも探すか。」 レイドは木の実等を探して食べ歩いていた。 もちろん、見つけたモンスター達は倒して。しばらくして日が暮れてきた。 「夕方か… そろそろ帰るとするかな。」 レイドはそう言うと出口に向かって歩き始めた。 出口の近くまでいくと、レイドはある事に気付いた。 「ん? 遠くで煙が上がっている。あの方角は……… フェルドラント!? どうしたんだ!? 町では煙なんかあげないはず… 何かあったのか!?? くそ、ゆっくりしていられない。 とりあえず急いで戻らないと!!」 レイドは急いで町へ戻った。
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