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コホロ「どうする。これから」
コホロはたばこを口にくわえた。
リオン「オレは隊を
抜けようと思ってる。
一人で世界を歩いてみようと思ってるんだ…。
魔物に神秘と敬意を払う人間だよ。オレは。
何度、魔物を殺す
軍の隊に殺意を
向けた事か…。
フ…。
今おもえば…
討伐指令をだした上官を
殺しさえすりゃ…
この地に来ることに
なることはなかったさ。」
コホロ「なぁ…。リオン。
なんで争う生き物なのかな…。人間って…。
知らなかったよ。
ただオレ達は生きてるだけだぜ…?
それが…魔物の暮らしを破壊する…。
最近じゃ、共存関係にあった大自然にまで…。
人間の存在はなぜ此処に在るのかな教えてくれ…。」
コホロの言葉に耳を傾きリオンは当たりまえのように呟いた。
リオン「バーカ。それを!
探すのが…オレ達の!
人生!そのものだ!!」
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