10人が本棚に入れています
本棚に追加
と、その時
ジオン士官:ギャレット隊、聞こえてるか?応答せよ。
突然司令官からの通信が来た。ギャレットはついに始まったかと思った。ギャレット:はい、こちらギャレット。どうしました?
ガウター:ついに始まったか!?
ジオン士官:いや、未だ連邦大規模攻撃は確認されていないが、敵の哨戒任務中と思われる小規模艦隊がこちらに接近中だ。
ガウター:んだよ。ワクワクし損ねたじゃねぇか。
ガウターは少しガッカリしている様子だった。
マスラー:ガウターさん。小規模艦隊といえど、易々と見逃す訳にはいきませんよ。それに、小規模艦隊と言っても僕達より何倍も戦力はあります。まず、真っ向から向かって行ったら間違えなく宇宙の藻屑になりますよ。
ガウター:うぐぐ…
ガウターは何も言えなかった。
ギャレット:そうだ。ガウター、マスラーの言うとおりだ。ここは奇襲を仕掛けて、敵が戦いの体制を立て直す前に全滅させよう。あまりだらだらやって、増援を呼ばれると厄介だからな。
ガウター:奇襲だって!?そんなの卑怯だ!真正面から当たっていこうぜ!!マスラー:じゃあ、ガウターさん一人で行ってください。僕は未だ死にたくないので。
ガウター:くぅ!!随分生意気になったなお前!!
通信越しでガウターとマスラーが言い争っていた。
最初のコメントを投稿しよう!