ライバル

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成「馬鹿じゃないもん!アタシ1人で学校行くから惷は1人で行って!!」 惷「分かったし…」 すると惷は居なくなっていた。きっと1人で学校に行ったのだろう。 成は急いで準備をして家を出た…すると…。惷が玄関の前で成の事を待っていた。 成は嬉しかったけど 成「なんで惷がいるの?サイアクだよお!!」 とウソを言ってしまった。 成 ウソを言うアタシが惷よりもサイアクだょ…。 惷「別にサイアクでもいいし…でもその変わり…」 成「えーっ!!また するの?」 成は真剣に惷に聞いた。 惷「当たり前だろ? 3,2,1!!!スタート!!!」 この言葉の最後と同時に2人は走り出す。 そう、2人は成ん家から学校までの約1kmをどっちが速いか競走したのだ。 これは 毎日毎日2人がやっている。 …ハァ……ハァ… ハァ…ハァ……ハァ…… 惷「ハァ…着いた!!!よっしゃ!!俺の勝ちぃ…!!ハァハァ…」 成「ハァハァ…今日は勝てると…思ったのにぃ… 悔しいぃー」 2人は今の季節が夏のせいか、汗がびっしょりだった。
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