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「でもね、問題はここなのよ。
プロに入れるかって話なのさ!!
デビューする前に何回か投稿して評価してもらって‥という所が難しいんだ。才能がなければ認められないからね」
腕を組みながら首を傾げた。美術室に行く事等完璧忘れて語っている私。
彼氏君は難しいんだぁ‥と頷いていた。
ふと彼氏君は微笑する。
「乙葉がこんなに喋ってくれるの嬉しい。乙葉の世界って、色がいっぱい使われていると言うか‥そうだな‥…
〝夢〟が詰まってて聞いてて楽しいよ。やっぱり好きな事するのが一番だね。
分かった、俺我慢するよ
乙葉には乙葉の人生があるもんな。
そのかわり、必ずプロに入ってな!俺応援するから」
私はある事を思い出した。
そっか――
渚、自由に仕事選べないんだもんね‥…渚には‥大切な後継ぎがあるから‥…
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