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白いカーテン‥
温かなぬくもりを感じて、シーツに滑らす肌に感じる柔らかみはふと目を覚ます合図‥
「…ん‥……あさ…?」
おはようございます。
如月乙葉18才。
高校三年生となりました。
気付けばもう夏休みです!!
彼氏君と付き合い初めてもう一年半。
月日が経つのは早いなと思うけれど、今は窓から差す日の光が眩しくて仕方がない。
私はにんまりと笑って背伸びをした。
「ん~‥!お弁当作らなきゃ!」
パジャマのボタンを慌てて外していると、勢い良く開く障子にびっくりした。
「おとはぁ――――!!お~はよっ!朝のKISSさして!!」
「な、渚?!ちょ、いつもいきなりドアを開けないでって言ってるでしょ!?
私着替えてるんだから後でっ!!」
朝っぱらから勢い良く飛び付いて来たのは私の彼氏君。
野木渚コト青柳渚。
私の彼氏君であり、婚約者なのです。
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