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にっこりと笑むと彼は笑って言う
「約一年ぶりだね!インドとエジプトに取材に行ったんだって?
通りで携帯通じないわけだ。
まったく、俺を放置プレイしておきながらズルイ奴!
浮気してないだろうな～?」
ムーッとした顔をして、私の頬を優しく撫でる彼氏君にびっくりする。
「‥な、渚ッッ!!??
なんでいるの!?仕事っ!!
あぁっ?!!次のプロットが後3日でっ!!えっとえっと!!」
パニクっていると彼氏君は優しく微笑んだ。
「何言ってんの?
さっき乙葉のマネージャーから電話きて、原稿もプロットも下書きも、次回作を頑張って仕上げたって言ってたんだから。3日休みがあるって言ってたけど‥
それに今日は約束してた日だろ?
１２月２４日だし」
原稿を仕上げた事に安心した私だが、今日がXmasイブだったことを完璧忘れていた。
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