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彼氏君は私の手を引っ張って立った。
「じゃ、行くぞ!
かれこれ2時間は皆待ってくれてんだから!
乙葉が起きてくれるまでずっと待ってたんだよ‥
〝アイツら〟がね」
そう言ってくれたアイツらとは誰なのだろうか?
不思議に思いながらも私は頭にベールをつけてもらい、大きなブーケを渡された。
溢れる想い‥アナタはまったく変わってない。
だから嬉しいのかもしれない。
今はアナタは大人で
私の心の中に居るアナタは
あの頃のままだった。
永遠のあの時のままの彼氏君‥
私もあの時の私で居れたら‥嬉しいな‥…
ねぇ‥お母さん‥…
今だから私言えるのかもしれない
私、本当に生まれてきて良かったと思ってるよ。
だから‥
生んでくれて‥本当にありがとう
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